慶應医がみる中学受験2029

息子が2029年中学受験予定。SAPIX、海外留学、鉄緑を経由した私からみる中学受験から成人まで

自己紹介と目的

2023年5月10日(水)

 

はじめまして。

このブログは、息子(現在公立小1)と私の2029年中学受験を経由する物語です。

 

(1)ブログのテーマ

上でなく前に向かう力

 

 (2)スタンス

・「頂点を目指す必要はない。頂点という概念は幻想」という視点をもって中学受験を終える。

・ブログとして文章にする目的は「楽しいから」。反省や公の利益、子供へのメッセージが目的ではない。4歳~6歳の時点で子供が前に進む様子をみながら自分も前に進むのが楽しくて、この楽しさを文章に残さずにはいられない。文章に残す作業自体が楽しい。

・生産性と価値は無関係。生産性に固執しない。

・変化する。このブログのテーマも目的もスタンスも今後流動的に変化する。

・成功や成長に固執しない。PVやランキングのために派手な結果を求めない。

 

(3)ブログの登場人物

①私:ブログの作者

・幼稚園~小学校:日本の公立小+フランス現地校3年+ヨーロッパ英語圏現地校1年(小5)

・中学~高校:慶應鉄緑+平岡、オセアニア英語圏現地校1年(中学時)

・大学:慶應医学部

・現在:医師約10年目+起業1年目

 

②配偶者:

・中学受験

・大学:建築学

 

③息子:

・保育園:都内公立、年少~スマイルゼミ継続中

・小学校:都内公立、小1の4月~SAPIX

・2029年中学受験予定

 

④娘

 

 (4)ブログ開始の経緯と参考記事

2022年頃から、息子が楽しそうに進む様子をみて文章に残すイメージを練っていた。

2023/5に「戦記」の存在を知った。

『戦記』 | 2022年中学受験の反省録、その後

兼ねてより作りたいと考えていた文章のイメージに近く、中学受験は毎年更新されていくので「戦記に続くもの」をイメージしてブログ作成開始。

・読者が「我が子と同学年同月のときに何をしていたのだろう?」と比較しやすい設計

・無駄を省いた文章

などの点で「戦記」作者様の形式を模倣しながらブログ開始。

 

ただし「戦記」との違いとして

・ブログ作者が医師として数百人の方々が産まれてから亡くなるまでの経過をみている視点で、子供の小学生~成人以降までのことを繰り返し考える

・中学受験=戦い=top of topを目指す、というスタンスではない

・スタンスや目的を含めて積極的に変化する

・「戦記」は「成長のための反省録」「娘へ贈るもの」という始まり方であったが、ある段階から「戦記」も開始当初の目的とはやや異なる内容となっていると個人的に判断した。

→ブログとして続ける理由は自分の子供や読者など「誰かのため」でなく「製作者自身のため」である方が健全であると考えた。

・上記の考えもあり、このブログは「反省録」など「記録」よりも「物語」であると位置づけることがより実態に近いと考えている(文体や形式は物語らしさにこだわらない)

上記を意識している。

基本的に学問について「先取り派である」点は「戦記」作者様と共通している。

 

「戦記」作者様が「反面教師として批判的スタンスで読むことをおすすめする」と書いている通り、「戦記」を批判的にみながら自分に作れるものを新たな時代にむけて作っていく作業を「戦記」や他ブログで蓄積された偉大な知見に対する敬意をもって進めていきたい。

今後も「戦記」をはじめ他のブログや動画等のコンテンツを大いに参考にする予定。

 

(5)思想について

現時点での思想。

中学受験の世界に入ると「topを目指す」という概念が一般的になる。

現在の中学受験は親世代(現在の30~40代)の中学受験よりも厳しい内容であり甘い考えが通用しないことを鑑みても、「偏差値ゲームの行き着く果て」が何であるかを早期から繰り返し意識する必要がある。

中学受験塾等の「合格率」などを指標とした世界観に過度にとらわれないよう注意しなければ結果的に何のための中学受験か目標を見失うことになる。

 

自分の子供が、国のトップや世界的企業のトップ、ある業界のリーダーやそれらに準ずる存在になってほしいと思っていない。あくまで個人的な意見として、それらが幸福や精神的充足とはむしろ逆の方向にある目標と考えている。

 

(6)このブログの特殊性

現在息子より6歳年下の娘(現在0歳)がいる。

0歳から6歳に至るまでの子供の様子を記した記事は多くない。

また小6までに4年間海外留学経験のある私自身の中学受験~医学部入学までを振り返ることも現代との対比として面白い点がある。

・2029年に中学受験予定の息子

2035年に中学受験予定の娘

・2000年に中学受験した私の、息子と同年代時の思い出

この3者の様子を同時進行で綴る予定。

欲張りすぎて継続に支障があれば再考します。

 

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。